スケールダイアログ

スケールダイアログを作成するには、--scale というオプションを使ってください。

スケールダイアログは、以下のオプションをサポートしています。

--text=テキスト

ダイアログのテキストを指定します。(既定値: スケール値の調整)

--value=

初期値を指定します。 (既定値: 0) 最小値から最大値の間で指定しなければなりません。

--min-value=

最小値を指定します。 (既定値: 0)

--max-value=

最大値を指定します。 (既定値: 100)

--step=

刻み幅を指定します。 (既定値: 1)

--print-partial

値が変更される度に標準出力へ値を出力します。

--hide-value

ダイアログで値を非表示にします。

以下のスクリプトの例でスケールダイアログの作成方法を示します。

#!/bin/sh

VALUE=`zenity --scale --text="ウィンドウの透過率を指定してください。" --value=50`

case $? in
         0)
		echo "$VALUE% が指定されました。";;
         1)
                echo "値が指定されませんでした。";;
        -1)
                echo "予期せぬエラーが発生しました。";;
esac

スケールダイアログの例

Zenity スケールダイアログの例