ウィジェットの使い方

4.1. パレットウィンドウからウィジェットを選択する

以下の方法によりパレット ウィンドウのウィジェットを操作できます:

選択モード

選択モードを使用するには、選択 矢印をクリックします。これによりマウスポインターが矢印に変化して、選択モードがアクティブになったことが示されます。このモードではプロジェクトのウィジェットをマウスで選択することができます。選択した後で プロパティ ウィンドウでウィジェットのプロパティを編集することができます。

ウィジェットを右クリックして表示されるコンテキストメニューからも、ウィジェットを選択することができます。

ウィジェットを選択するときにControl キーを押しながら パレット のウィジェットを選択すると、特定のウィジェットを連続して追加することができます。通常のモードに復帰するためには選択 矢印をクリックする必要があります。

ウィジェットの配置モード

ウィジェットの配置モードを使用するには、 パレット ウィンドウのウィジェットを選択します。ほとんどのウィジェットでは、選択した後にマウスポインターが十字(pointer-plus-cross)に変化します。この後にコンテナーかトップレベルのウィジェットなどに、ウィジェットを配置することができます。ウィジェットを配置した後は、選択モードに復帰します。

トップレベルの配置モード

To use top level placement mode, select a defined top-level widget in the Palette window. When you select a top-level widget in the Palette window, the widget appears immediately on your desktop. You can then edit the widget. After you select a top-level widget, the mode returns to selection mode.

4.2. プロジェクトのウィジェットを整理する

プロジェクトのウィジェットをレイアウトしたり組織化するために、コンテナーやボックスのウィジェットを使用します。パレット ウィンドウから以下のコンテナーを選択することができます:

  • 水平ボックス(Horizontal Box)
  • 垂直ボックス(Vertical Box)
  • テーブル(Table)
  • 位置指定(Fixed Positions)
  • 水平方向のボタン・ボックス(Horizontal Button Box)
  • 垂直方向のボタン・ボックス(Vertical Button Box)
  • 水平方向のペイン(Horizontal Panes)
  • 垂直方向のペイン(Vertical Panes)
  • ノートブック(Notebook)
  • フレーム(Frame)
  • スクロール・ウィンドウ(Scrolled Window)
  • ビューポート(Viewport)

複雑なレイアウト構造を作成するためにボックスを入れ子にすることができます。水平、または垂直ボックスを作成したときに、Glade は初期値として行、または列をいくつ作成するか尋ねます(行、および列は後から簡単に追加できるとしても)。

必要なボックスをすべて作成した後に、ラベル、ボタン、もしくは、より複雑なウィジェットをボックスの中に配置することができます。Glade によるレイアウトへのウィジェットのパックは、多くの退屈な作業をなくしてくれるのに気づいてください。ボックスを使用することにより、アプリケーションがローカライズされていて異なる言語を表示する時も、ウィンドウがラベルのサイズを調整できるようになります。

4.3. クリップボードにウィジェットを移動する

ウィジェットを親ウィジェットから削除してクリップボードに移動するには、ウィジェットを選択してから 編集 ▸ 切り取り を選択します。

4.4. クリップボードにウィジェットをコピーする

クリップボードにウィジェットをコピーするには、ウィジェットを選択してから 編集 ▸ コピー を選択します。元のウィジェットは親ウィジェットに残されたままになります。

4.5. クリップボードからプロジェクトにウィジェットを貼り付ける

クリップボードにあるウィジェットをプロジェクトに貼り付けるには 編集 ▸ 貼り付け を選択します。

Glade ではウィジェットはユニークな名前を持たなければなりません。もしウィジェットを切り取ってからウィジェットを再び貼り付ける場合、ウィジェットとその子ウィジェットは元の名前のままとなります。もしウィジェットをコピーしてからウィジェットの貼り付けを何回か行った場合、Glade はウィジェットのコピーのために新しい名前を生成します。

4.6. ウィジェットの削除

ウィジェットをクリップボードに移動せずに親ウィジェットから削除する場合は、ウィジェットを選択してから 編集 ▸ 削除 を選択します。

4.7. ウィジェットのプロパティを変更する

プロパティ・エディターは選択されたウィジェットのプロパティを編集するために使用します。ウィジェットのプロパティを変更するには、ウィジェットを選択してから、プロパティ・ウィンドウのプロパティ・フィールドに適切な値を入力します。