スペル・チェッカプラグイン

スペル・チェッカプラグインは、選択したテキストのスペルを確認します。自動的にスペルチェックを行ったり、特定の言語で手動でスペルチェックを行うといった設定が可能です。言語設定や自動チェックのオン/オフについては、ドキュメントごとに保存されます。スペル・チェッカプラグインを使用するには、以下の手順を実行します。

  1. ツール ▸ 言語の設定を選択し、言語の設定ダイアログを表示します。一覧の中から適切な言語を選択し OK を押して言語の設定ダイアログを閉じてください。

  2. 自動的にスペルチェックを行うには、ツール ▸ 自動スペル・チェックを選択します。自動スペルチェックを解除するには、もう一度ツール ▸ 自動スペル・チェックを選択します。自動スペルチェックが設定されると、メニューの自動スペル・チェック項目の隣にアイコンが表示されます。gedit が起動した初期状態では、自動スペルチェック機能はオフになっています。

    辞書にないスペルが発見されたときは、別の色で下線が表示されます。その単語を右クリックし、スペルの提示を選択すると、以下の選択肢が表示されます。

    • 辞書にないスペルを別のスペルに置き換える場合は、スペルの提示に表示されているスペルを選択してください。
    • 辞書にないスペルを個人の辞書に追加したい場合は、スペルの提示 ▸ 追加を選択してください。
    • そのスペルについてはスペルチェックの対称から外したいが、個人辞書には追加したくない場合、スペルの提示 ▸ 全て無視を選択してください。ただしこれは、gedit を再起動すると無効になります。
  3. 手動でスペルチェックを行う場合は、ツール ▸ スペル・チェックを選択します。

    スペルミスが発見されなかった場合は、情報ダイアログに、スペルミスと思われる単語が見つからなかった旨が表示されます。OK をクリックして情報ダイアログを閉じてください。

    スペルミスが発見された場合、スペルチェックダイアログが表示されます。

    • ダイアログの冒頭にはスペルミスと思われる単語が表示されます。
    • 変更先には、正しいと予想される候補が表示されます。正解の候補リストから別の候補を選択することや、変更先に直接正しいスペルを書き込むこともできます。
    • 変更先に入力したスペルが正しいかどうかを確認するには、単語のチェックをクリックしてください。辞書の単語と一致すれば、正解の候補リストの内容は(正しいつづり)に置き換わります。辞書の単語と一致しなければ、新しい候補が正解の候補リストに表示されます。
    • 現在の単語に対するスペルチェックを無視するには、無視をクリックしてください。同じドキュメント中にある同じ単語全てを無視するには全て無視をクリックしてください。これらの設定は gedit を再起動すると無効になります。
    • 現在、確認している単語のみを変更先の単語に置き換える場合は、変更をクリックします。同じスペルの単語を全て置き換える場合は、全て変更をクリックします。
    • その不明な単語を個人辞書に追加するには、単語の追加をクリックします。
    • スペル・チェックダイアログを閉じるには、閉じるをクリックしてください。