はじめに
Eye of GNOME 画像ビューアを使用すると画像ファイルを表示できます。また、コレクション表示を利用するとフォルダ内の画像の一覧を表示できます。
- 1.1. 画像ビューアの起動
- 1.2. 画像ビューアの閉じ方
- 1.3. 対応しているファイル型式
- 1.4. 画像ビューアの特徴
1.1. 画像ビューアの起動
以下の方法で画像ビューアを起動できます:
- Nautilus で画像ファイルを開く。
- メニューから、 を選択
- GNOME 端末といった端末のプロンプトやアプリケーションの実行ダイアログで eog を実行
1.3. 対応しているファイル型式
画像ビューアはさまざまな画像ファイル形式に対応しています。以下の画像形式を開けます:
- ANI - Windows のアニメーションポインタ
- BMP - Windows のビットマップ
- GIF - Graphics Interchange Format 形式
- ICO - Windows のアイコン
- JPEG - Joint Photographic Experts Group
- PCX - PC Paintbrush
- PNG - Portable Network Graphics
- PNM - PPM Toolkit の Portable Anymap
- RAS - Sun の Raster
- SVG - Scalable Vector Graphics
- TGA - Targa
- TIFF - Tagged Image File Format
- WBMP - Wireless Bitmap
- XBM - X のビットマップ
- XPM - X のピクセルマップ
画像ビューアは、以下の形式の保存に対応しています:
- BMP - Windows のビットマップ
- ICO - Windows のアイコン
- JPEG - Joint Photographic Experts Group
- PNG - Portable Network Graphics
画像ビューアは、システムの設定や他にインストールされているソフトウェアに応じて、他の画像形式を開いたり保存したりできるかもしれません。
1.4. 画像ビューアの特徴
画像ビューアは、画像の閲覧を楽にするためのさまざまな機能を備えています。画像の拡大・縮小やフルスクリーン表示に対応しており、閲覧している画像を回転したり、反転したりすることもできます。また画像ビューアは、拡大率に関係なくわずかなメモリしか使用しません。
The gallery view allows the viewing and editing of large image collections. In this view image operations can be applied to all selected images at once.
画像ビューアは、デジタルカメラで撮影した画像などに保存されたEXIF形式のメタデータにも対応しています。この機能には、libexif がシステムにインストールされていることが必要です。JPEG 画像に加えられた変更はすべて無損失です。つまり、回転や反転の行われた JPEG 画像の保存では、画像を再圧縮しません。付随するすべての利用可能な(EXIF のような)メタデータも更新されて保存されます。