既知の問題
リリースされた全てのソフトウェアには、開発者が知っているものの、様々な理由によりリリース前に修正されていないバグがいくつか混入されているケースがあります。こういうケースでフリー・ソフトウェアとプロプラエタリなソフトウェアとの間に違いはありませんが、フリー・ソフトウェアの場合、これらの問題を事前にユーザへ伝えることができます。
さらに私たちはユーザにバグ報告してもらうことを奨励しているので、開発者らは問題を修正できます。GNOME で見つかったバグを報告する最善の方法は シンプルなバグ・ガイド を利用することです。このガイドではステップを踏みながら質の高いバグ報告を作成し、適切なタグが付与されているかチェックしてくれます。上級者向けに 従来のバグ報告シート も用意されています。 既に報告済みのバグの詳細については Bugzilla から参照できます。GNOME 2.12 における最も重要なバグ報告は次のとおりです:
- 6.1. 既知の問題の一覧
6.1. 既知の問題の一覧
- 取り扱いやすさとデフォルトのユーザビリティの改善を考慮して、Nautilus のコンテキスト・メニューから [端末を開く] という操作が削除されました。これに代わる機能が欲しいなら、Nautilus open-terminal プラグイン をお奨めします。これは、単に [端末を開く] 機能を作り直したものというわけではなく、実際に参照しているフォルダをカレントとして端末を開くことができるなど便利な拡張が施されています。