いろいろな標準規格への準拠
GNOME は freedesktop.org のようなグループと密接に連携しながら作業を進めています。標準規格をサポートすることは GNOME のユーザにとっても大きなプラスになります。GNOME、KDE、そして他のアプリケーションがもっと簡単に連携できるようになることで、相互運用性のサポートがユーザに与える印象も改善され、そして後述するオープンな仕様で、ユーザが使用したデータがプロプライエタリなフォーマットの罠に陥らないことを保証することの助けにもなります。
GNOME の開発者たちは、アプリの相互運用性を実現する標準規格の開発グループの Freedesktop.org と連携しながら、その他大勢のフリー・ソフトウェア・コミュニティと共に一生懸命作業を進めています。これらの標準規格には次のようなものがあげられます: 共有 MIME データベース、アイコンのテーマ、最近開いたファイル、メニュー、デスクトップのエントリ、サムネイルの管理、そして システム・トレイ の仕様です。加えて、GNOME では CORBA、XML、Xdnd、EWMH、XEMBED、XSETTINGS、そして XSMP といった標準規格もサポートしています。